2017年5月16日火曜日

6月17日(土) ASK特別講演会DKP健康講座のお知らせ

長かったGWも終わり、心地よい初夏の季節を迎えましたが、元気印のASKアクティブシニア交流会の仲間にも、入退院がちらほら目立つこの頃で心配をしております。

生涯青春、PPK(ピンピンコロリ)を目指すASKアクティブシニア交流会参加の皆様にとって、健康は第一の課題です。

昨年から入会いただいているブリヂストンOBの岡部誠之様が役員をなさる、NPO法人DKP(団塊パワー)が以下のような趣旨で健康講座を続けておられるとお聞きしまして、当ASKの目指すところとぴったりですので、今後お互いにコラボできればということで常任幹事会に諮り参画させていただくことにいたしました。

平均年齢70歳の当会にとっては良いご縁をいただきましたので、今後の対応を含めてぜひご参加いただきますようご案内いたします。

ASKアクティブシニア交流会 代表 西村安弘

特定非営利活動法人D K P 代表理事 渡辺正様による趣旨ご案内


「特定非営利活動法人DKP(団塊パワー)」は団塊の世代のメンバーが、ビジネスやボランティア、そして教養・趣味などに取り組み、自分たちの生き甲斐作りと社会貢献を目指して、これからの人生を楽しく、有意義に過ごしていこうという趣旨で昨年設立されたNPO法人です。

本法人では活動の一環として「健康講座」と銘打って、高齢者にとって必要な、あるいは関心を寄せる健康に関わる知識や情報を、医師を中心とした医療関係者の方から講義をして頂き、学んでいく会を開催しています。

現在まで、7回に亘って様々な疾患について講座を開いてきましたが、今回は下記の通り「第8回健康講座」として、我々にも大いに関心がある「脳卒中について」というテーマの講演を致します。

講座内容のご説明へ


日 時 6月17日(土) 15時~16時40分
会 場 修猷館高校同窓会会館
福岡市早良区西新3-12-14(修猷館高校北東角の向かい側、吉村病院北隣)
演 題 脳卒中について
講 師 久保山 雅生氏(久保山脳神経外科医院々長先生)
参加費 ASK会員 1000円  一般 1500円
当日ASK受付にて支払いください。
お申込み 6月6日(火)までに、こちらからご登録頂くか、以下運営幹事まで電話お願い致します。
ASKアクティブシニア交流会 本部 西村 TEL:090-2395-6135 FAX:092-210-3203 / 松隈運営幹事 TEL:090-9070-9060

講座内容のご説明


三大成人病のひとつ、脳卒中はある日突然襲ってきます、多くは何の前触れもなしに。しかし、脳卒中の原因となる高血圧や動脈硬化は、程度が進むといろいろな症状をあらわすものです。

脳は生命をつかさどる、最も重要な臓器です。脳にはたくさんの血管が走っていて、酸素や栄養を供給しています。これらの血管が詰まったり、破れて出血したりして起こる病気を脳卒中といいます。

詰まるタイプが脳梗塞。出血するタイプが脳出血です。いずれも、麻痺や言語障害、意識障害などの症状が出現します。

ここで重要なのが、早期発見と予防対策です。

脳卒中は三大生活習慣病の一つで、発病すると、死の危険があり、体の麻痺や言語障害、意識障害などの後造症を残すことが多い病気です。

現在、日本の死亡原因はがん、心臓病、肺炎に次いで脳卒中となっていますが、数十年前までは脳卒中が死因のトップでした。これは脳卒中が減ったわけではなく、医療の進歩により死亡する人が少なくなったに過ぎません。

死亡率の高い脳出血は減りましたが、人口の高齢化に伴い、脳卒中の6割を占める脳梗塞の患者数は増加しています。

また、大きな問題は脳卒中は寝たきりとなる原因として圧倒的に第1位(36.6%)を占めることです。その次には、高齢による衰弱(13.5%)、骨折・転倒(11.8%)、認知症(9.0%)等が続きます。

厚生労働省の報告では、全国の寝たきりの方の約3分の1が脳卒中に起因するといわれています。しかし、脳卒中は発病する前に予測して、発病を防ぐことができる病気です。

今回はこのように重篤な症状をもたらす脳卒中について病気のことや予防について勉強したいと思いますので、関心をお持ちの方は是非ご参加頂きますようご案内申し上げます。